診療案内Service
むし歯
むし歯治療というと、「歯を削って詰める」という
イメージが強いかもしれません。
むし歯は特定の細菌だけが原因ではなく、口の中の環境が変化することで発生する「多くの要因が関係する病気」だと考えられるようになりました。
カリオロジー(う蝕学)は、むし歯の進行度を見極めて、進行を抑え、できるだけ 削らずに再石灰化を促すことを大切にします。そのために小児期から歯みがきやフッ素、食生活など、さまざまな要因が関係します。当院では、患者さまに適したセルフケアを含めた治療を大切にしています。
参考文献:伊藤直人著 カリエスブック 5 ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育

歯周病
歯周病の予防と早期治療を重視し、以下のことを推進しています。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こり、進行すると歯が抜けてしまうこともある病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、多くの人が気づかないうちに進行してしまいます。 近年、近年、歯周病と全身の健康との関連について研究が進められています。特に動脈硬化や心筋梗塞などの心疾患、糖尿病、骨粗鬆症、認知症などの病気との関連が指摘されています。歯周病の原因の一つに「慢性炎症」があります。慢性炎症は体内で静かに進行し、知らないうちに血管や臓器にダメージを与えるため、さまざまな病気の引き金になることがあります。そのため、歯周病の予防や治療は、全身の健康維持にもつながります。歯周病の予防には、毎日の歯磨きや歯科での定期検診に加えて、適切な栄養を摂ることも大切です。 当院では、歯周病の予防と早期治療を重視し、以下のことを推進しています。
・定期検診:歯周病の早期発見・早期治療を行います。
・専門的なクリーニング:歯石やプラークを取り除き、口腔内を清潔に保ちます。
・栄養指導:歯と全身の健康を守るための食生活アドバイスを行います。
歯周病を防ぐことは、健康な生活を送るためにとても重要です。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

歯科口腔外科領域
お口の中にもがんができることがあるのをご存知ですか?
「白板症」や「紅板症」と呼ばれる状態は、がんに進行する可能性があります。また、「扁平苔癬」という前がん状態とされる病気もあります。当院では、これらの病気を定期的にチェックし、経過をしっかり見守ります。大きな病院への通院が難しい方も、安心してご相談ください。

ホワイトニング
当院は、 ⼈⽣の質(QOL)を向上させる⻭科医療を⽬指しています。
白く美しい歯は、第一印象を大きく左右し、自信につながります。当院では、単に歯を白くするだけでなく、患者さまの笑顔がより魅力的になるような医療用ホワイトニングを提供しています。
オフィスホワイトニング(院内での施術)とホームホワイトニング(ご自宅でのケア)がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
本治療は自由診療となります。ホワイトニングは効果に個人差があり、必ずしも希望通りの白さになるとは限りません。また、詰め物や被せ物の色は変わらないため、周囲の歯との色の違いが目立つことがあります。さらに、施術後に一時的な知覚過敏や歯ぐきの違和感が出る場合があります。そのため、安全に行うために、治療前に適応の確認を行うことが大切です。



※ 当院へご相談下さい
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A. 歯の内部の色を分解し、自然な白さと明るさを取り戻す処置です。
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A. 効果には個人差があります。歯によって白くなりやすい部分と、なりにくい部分があります。詰め物や被せ物は色が変わらないため、場合によっては詰め直しが必要になることもあります。
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A. 最初の2週間は毎日2時間ほどのホームケアで白さを定着させます。その後は、定期的なクリーニングや追加のホワイトニングで白さを維持できます。
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A. 知覚過敏や歯ぐきの違和感、しみるような痛みが出ることがありますが、多くは一時的なもので数日で治まります。不安な方には知覚過敏予防の薬をご用意しています。
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A. 妊娠中・授乳中の方、虫歯や歯周病がある方、特定の疾患をお持ちの方は施術をお控えいただく場合があります。事前に歯科医師にご相談ください。
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A. 施術直後は酸性の食べ物や飲み物(柑橘類・炭酸飲料など)、また色の濃い食品(コーヒー・赤ワイン・カレーなど)は控えてください。